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独自性のあるサービスを支える16万局のマイクロセルネットワーク
昨年10月に社長に就任しました。どんな毎日ですか?
だいぶ慣れました。ただ、いまだに写真を撮られるのが嫌ですね。私、人相のことをよく指摘されるので。
ハハハ、私は個性的で良いと思いますよ。でも、学生さんなんかは、怖そうって感じるかもしれませんね。愉快で楽しく、優しい人なのに。
では、早速本題に行きましょう。ずばり“ウィルコムの事業戦略”です。単刀直入に聞きます。ウィルコムって将来性あるんですか?
おぉ。答えはイエスですね。それはウィルコムが独自性のあるケータイを提供しているからです。これは私が中期計画を考える際、いちばん重要視している点です。われわれは、独自性があるから、お客さまに新しい価値が提案出来ると思っている。具体的にいえば、全国に16万局設置した基地局を使ったマイクロセルのネットワークがあることです。
ほう、それはよく出てくる話ですね。あらためて教えてください。
ウィルコムのネットワークは携帯電話に比べると出力の小さい小電力タイプの基地局で構築されている。ひとつの基地局がカバーするエリアが狭い、つまりマイクロセルなんです。よって電波を効率よく使えるため、ユーザーをたくさん収容できるし、高速なデータ通信も提供できる。また基地局の設置が簡単で低コスト。小電力ゆえに低電磁波という面もあり、病院や介護施設などでもお使いいただいています。

過去を振り返ってみると、ウィルコムの加入者が上向きになるサービスや料金が打ち出せたときは、必ずマイクロセルネットワークの良さを引き出しているんです。古くは地下鉄やビル内などでの通話。昔は地下鉄のホームで通話できたのはPHSだけなので、ビジネスマンが持っていましたよね。それに音も良いし。

またデータ通信の定額化でウィルコムの立ち位置がしっかり固まり、高速化も進んでいる。そして音声定額
携帯電話でも加入者間同士が0円というのがありますが、あれには時間制限がある。でもウィルコムには、それがない。
そこ、ポイントです。我々のサービスは「No Limit,」。つまり制約がない。距離、場所、時間、お金を意識せずに使えるサービスをご提供しているんです。これって、いまの携帯電話では実現しきれていませんよね。
いま「I=PHS」というキャッチフレーズをあげているじゃないですか。あれって「私はPHSを選んでいるんです」ってことですよね。ありていに言うと、「私、PHSを選んでいるんです。格好いいでしょ」ってところまで言いたいわけですよね。
はい。「エアエッジ」以降に顕著なんですが、ウィルコムはよくご理解いただいているかたが選んでくれている。そういう通が、その周りの人に勧めるので、しっかりと口コミで広がる。
クレバーな選択なんですよね。使いたいことはしっかりできるうえに料金は安い。賢者の選択とも言える。
そういうことを橋本さんを始め、メディアのかたがたがもっとPRしてくれると当社もありがたい。
それは前向きに考えますが、ウィルコムでも努力が足りないんじゃないですか? 私は、そう思います。
では、そのあたりは入社希望者の宿題にしましょうか。どうすればウィルコムの良さが伝わるか。良いアイデアが出るかもしれません。
 
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